本記事ではpythonを用いてタプルの並び替えについて解説しています。目次は以下の通りです。
タプルとは
タプルは異なるデータ型を含む複数の要素を格納できるデータ構造です。定義後に変更不可で、括弧( )で囲まれた要素から構成されます。
並び替えの構文
結論、pythonにおけるタプルの並び替えはリストのときと全く同じです。構文は以下のようになります。
sorted('タプル名')
ちなみに逆に並べる方法もあります。その構文は以下のようになります。
sorted('タプル名',reverse=True)
このように上の構文にreverse=Trueをつけます。
具体例
以下の具体例を並び替えていきます。
tuple1=('りんご','みかん','ぶどう','いちご')
tuple2=(3,2,1,4)
文字列
まずは文字列を並び替えましょう。文字列を並び替えるときは以下のコードになります。
tuple1=('りんご','みかん','ぶどう','いちご')
print(sorted(tuple1))
こちらの実行結果が次のようになります。
[‘いちご’, ‘ぶどう’, ‘みかん’, ‘りんご’]
このようにあいうえお順になりました。
逆に並べるとすると次のようなコードになります。
tuple1=('りんご','みかん','ぶどう','いちご')
print(sorted(tuple1,reverse=True))
こちらを実行すると次のようになります。
[‘りんご’, ‘みかん’, ‘ぶどう’, ‘いちご’]
ちなみにアルファベットだとaからz、reverse=Trueにするとzからaと辞書順になります。
数字
続いて数字を並び替えましょう。数字を並び替えるときは以下のコードになります。
tuple2=(3,2,1,4)
print(sorted(tuple2))
こちらの実行結果が次のようになります。
[1, 2, 3, 4]
このように小さい数字から並ぶ形になりました。
逆に並べるとすると次のようなコードになります。
tuple2=(3,2,1,4)
print(sorted(tuple2,reverse=True))
こちらを実行すると次のようになります。
[4, 3, 2, 1]
注意点
ここで出力結果は基本的[ ]であり、リスト型であることがわかると思います。なので、タプルを並び替えたら自動的にリスト型になることをしっかり認識しておきましょう。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・リスト同様、並び替えにはsortedを使う
・出力結果がリスト型になる
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