本記事ではPythonで使われるif文のネストについて解説しています。 目次は以下の通りです。
ネストとは
ネストとは入れ子とも呼ばれ、構造の中に同じ構造をいれる状態のことです。今回だとif文の中にif文がある形です。
ネストされたif文の基本的な構文
ネストされたif文とはif文の中にif文を配置することを指します。これにより、条件分岐を複雑に組み立てることができます。ネストされたif文の基本的な構文は以下の通りです。
if 条件1:
# 条件1が真の場合に実行されるコード
if 条件2:
# 条件2が真の場合に実行されるコード
else:
# 条件2が偽の場合に実行されるコード
else:
# 条件1が偽の場合に実行されるコード
具体例
以下は、ネストされたif文を使用した具体的な例です。ユーザーからの入力に応じて、異なるメッセージを表示するプログラムです。
user_input = input("今日の天気は晴れですか?(yes/no): ").lower()
if user_input == "yes":
print("素晴らしい!外で遊びましょう。")
if input("暑いですか?(yes/no): ").lower() == "yes":
print("日焼け止めを忘れずに!")
else:
print("長袖を着てください。")
else:
print("残念ながら外出は難しいかもしれません。")
このプログラムでは、最初に天気に関する質問に対する回答を受け取り、その後の質問に応じてメッセージを表示します。ネストされたif文を使用することで、より詳細な条件分岐が実現されています。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・ネストとは同じ構造の中に構造をいれる状態
・if文のネストはif文の中にif文をいれる状態
・ネストを使うことでより詳細な条件分岐が可能
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