【基本情報技術者試験】論理式、ベン図、真理値表について学ぼう

基本情報技術者試験

本記事では基本情報技術者試験にも出題される論理式、ベン図、真理値表について解説しています。目次は以下の通りです。

論理演算とは

論理演算は真と偽の2つの値を用いて行われる演算で、演算の結果も真または偽となります。コンピュータ上では2進数を扱うため、真は1を、偽は0を表します。

論理式とは

論理式とは、論理演算記号を使用して構築された式で、真と偽の値を持つ論理変数や論理定数を含む式のことです。これらの式は、論理演算を用いて条件を表現し、真偽を評価するために使用されます。例えば論理和の場合はA+BやA∪B、論理積の場合はA・BやA∩Bというふうに表します。

ベン図とは

ベン図は集合同士の関係を図で視覚的に表現する手法で、資格で囲まれた領域を全体とし部分集合を円で描きます。
集合同士の包含関係や共通部分を示し、視覚的に理解を助けます。これにより、含まれる部分や含まれない部分など、集合間の関係性が明確になります。
論理和を例にしてベン図を描くと次のようになります。

真理値表とは

真理値表は論理式の真偽値をまとめた表で、全ての入力組み合わせに対する論理式の結果を示します。
論理演算子を使い各論理変数に真偽値を割り当て、その結果を表に列挙します。複雑な論理式の挙動を示す際に活用され、論理回路やブール代数などの分野で広く使われています。
論理和を例にして真理値表で表すと、次のようになります。

000
011
101
111

まとめ

本記事のポイントを以下にまとめます。

・論理式は論理演算記号を使用して構築された式
・ベン図は集合同士の関係を視覚的に表現する図
・真理値表は論理式の真偽値を表にまとめたもの

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