本記事では基本情報技術者試験にも出題されるアナログデータとデジタルデータについて解説しています。目次は以下の通りです。
アナログデータとは
アナログデータは連続的なデータのことです。連続的というのは区切られていないという意味です。具体的には以下のようなデータです。
上の図のように線が滑らかで途切れていないですよね。こういうデータのことをアナログデータといいます。カセットテープやレコードなどがアナログデータを取り扱う製品の例です。
デジタルデータとは
デジタルデータは不連続的、すわなち離散的なデータのことです。離散的というのは区切られていないという意味です。具体的には以下のようなデータです。
上の図のように階段上になっていて、途切れています。こういうデータのことをデジタルデータといいます。パソコンやスマートフォンなどがデジタルデータを取り扱う製品の例です。
A/D変換とは
A/D変換とはアナログデータからデジタルデータへ変換することです。
手順としては標本化→量子化→符号化という形です。この変換はパソコンにデータを読み込むときに用いられます。なにしろデジタルデータのほうがデータの加工や編集がしやすいですから。
D/A変換とは
D/A変換とはA/D変換の逆でデジタルデータからアナログデータへ変換することです。この変換はパソコンからデータを出力するとき用いられます。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・アナログデータは連続的なデータ
・デジタルデータは離散的なデータ
・A/D変換はアナログデータからデジタルデータへの変換
・D/A変換はデジタルデータからアナログデータへの変換
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