本記事では基本情報技術者試験にも出題されるプログラムの実行手順について解説しています。目次は以下の通りです。
プログラムの実行手順
プログラムの実行手順は以下の感じです。
高水準言語のことを原始プログラム、機械語のことを目的プログラムと呼ぶこともあります。また、高水準言語から機械語を生成する過程をコンパイル、機械語からロードモジュールを生成する過程をリンク、ロードモジュールから実行までの過程をロードといいます。
それぞれ以下で説明していきます。
コンパイル
コンパイルとはコンパイラというプログラムを用いて高水準言語から機械語を生成する過程を指します。C言語やJavaはコンパイルが必要な言語の代表ですね。
リンク
リンクとは機械語からロードモジュールを生成する過程であり、リンカを用いて複数の機械語やライブラリから一つのロードモジュールを生み出す過程です。
ロード
ロードは上の図でいうところのロードモジュールと実行の間の過程だが厳密にいうとローダを用いてロードモジュールを主記憶に配置する過程を指します。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・コンパイルとは高水準言語から機械語を生成する過程
・リンクとは機械語からロードモジュールを生成する過程
・ロードとはロードモジュールを主記憶に配置する過程
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