本記事ではpythonの基礎であるprintについて記してあります。
目次は次の通りです。
そもそもpythonとは??
pythonとはプログラミング言語の一種でデータ分析や機械学習などにより注目されている言語です。インタプリタ型の言語であり、コンパイルしなくていいのが特徴です。また、かなり読みやすくプログラム初心者にも書きやすいというメリットもあります。ただ、計算速度が遅いというデメリットもあるので、膨大な計算量になると他の言語のほうがいい場合があります。
print(文字列)
pythonのコードを書くにあたって出力結果というのが大事になってきます。そして、出力結果を表示するメソッドとしてprintがあります。構文は以下の通りです。
print('出力したいもの')
例を挙げると、Hello,Worldと出力したいならpythonのコードは次のようになります。
print('Hello,World')
こちらを実行するとHello,Worldと出力します。ここで、注意点としてHello,Worldの両端にシングルクォーテーションまたはダブルクォーテーションをつけないといけないことです。理由としてはHello,Worldは文章、つまり文字列として扱っているからです。この議論は変数や型の話になるので、別の記事で書きます。
ちなみに
print(Hello,World)
を実行すると、「NameError: name ‘Hello’ is not defined」というエラーを出ます。これはHelloを文字列ではなく、変数として扱っているので、Helloって何を示しているのかわからずエラーがはかれている状態です。NameErrorに関しては以下の記事を参照してください。
なので、クォーテーションなしでprintする方法を次で説明します。
print(変数)
変数を用いてHello,Worldを出力するときは次のようになります。
x='Hello,World'
print(x)
こちらを実行するとHello,Worldが出てきます。
printの「,」と「+」
printの中身に「,」や「+」を付けることで並べることができます。たとえると以下の感じです。
x='Hello,'
y='World'
print(x,y)
こちらは「,」の場合で実行するとHello, Worldとなります。同様に「+」の場合でも行っていきます。
x=’Hello,’
y=’World’
print(x+y)
実行すると出力結果がHello,Worldとなります。
この「,」と「+」の違いとして文字列のみかそれ以外の型がで挙げられます。
ちなみに文字列ではなく、数値で「,」と「+」を行うと、次のようになります。
print(2,3)
実行結果:2 3
print(2+3)
実行結果:5
上記のように数値だと「+」だと足し算になり、「,」だと数値を並べるように出力結果になります。
printの改行
出力結果を2行以上にしたい場合はどうでしょう?方法は2通りあり、以下の通りです。
・printを2行以上にする
・\nを用いる
例えば、pythonprintを改行するコードを作りたいと考えます。printを2行にするというのは以下の感じです。
print('python')
print('print')
実行すると出力は以下のようになります。
一方で\nを用いると次のようになります。
print('python\nprint')
出力結果は
となり、pythonとprintを改行することに成功しました。
まとめ
本記事では出力を表示するprintについて学びました。一番シンプルではあり、よく使う大事なメソッドの一つであります。また、思い通りのプログラムになっているか確かめるときにも役に立ちますので、printは自由自在に使えるようになりましょう。
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