本記事では基本情報技術者試験にも出題されるモバイル通信サービスについて解説しています。目次は以下の通りです。
モバイル通信サービス
モバイル通信サービスとは通信事業者の電波を用いて、スマートフォンなどのモバイルデバイスをインターネットに接続するサービスのことです。
WIFIがないところでスマートフォンを利用できるのはこのサービスがあるからですね。ちなみにすべてのスマートフォンに使用できるわけではなく、SIMカードが挿入されているスマートフォンのみに使えます。
では次にモバイル通信サービスの具体例を説明していきます。
MVNO
MVNOはMobile Virtual Network Operator、和訳すると仮想移動体通信事業者になります。
和訳されてもちょっと何言っているかわからないですよね。
MVNOは大手通信事業者など自前の回線網を持つ通信事業者の移動体通信網を借りて、自社ブランドで通信サービスを提供するサービスのことです。
格安SIMはこのサービスの具体例ですね。自社の回線を持たないことで基地局の管理費用が安くなります。それにより、大手よりも通信料金が安くなるんですね。
5G
5Gは第5世代移動通信システムです。5Generationの略称の5Gなのでそのまんまですよね。もちろん、大昔にも1Gというものありそこからどんどん進化していきました。
1Gはアナログ無線技術、2Gはデジタル方式の技術です。メールやインターネットが携帯で使えるようになったのは2Gからといわれています。
3Gは世界中で使わえるようになり、4Gで高速化を実現できるようになりました。
そして、この4Gよりも速いのが5Gです。なんと光回線以上に速いです。ちなみに、超高速以外にも5Gには超低遅延、多数同時接続という強みも持っています。
キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーションとは無線通信の安定化および高速化を図る技術です。方法としては異なる周波数帯の電波を束ねて、より広い帯域を使うことで実現できます。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・モバイル通信サービスとは通信事業者の電波を用いて、モバイルデバイスをインターネットに接続するサービス
・MVNOは自前の回線網を持つ通信事業者の移動体通信網を借りて、通信サービスを提供するサービス
・5Gは第5世代移動通信システム
・キャリアアグリゲーションは無線通信の安定化および高速化を図る技術
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