本記事ではMatplotlibで用いられるヒートマップについて解説しています。
目次は以下の通りです。
ヒートマップとは
ヒートマップは、データの度数や大小を色の濃淡で示し、位置ごとのデータ密度や傾向を視覚的に示す可視化手法です。地理情報の集中地やウェブサイトのアクセス数など、データの値を色分けして示し、多次元データの関係性を色を使って表現する方法です。
ヒートマップのコード
具体例としてヒートマップのコードを以下に示します。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
data = np.random.rand(10, 10)
plt.imshow(data, cmap='viridis', interpolation='nearest')
plt.colorbar()
plt.title('Heatmap Example')
plt.xlabel('X-axis')
plt.ylabel('Y-axis')
plt.show()
実行すると次のようになります。
各行順番に解説していきます。
1行目と2行目はMatplotlibとNumPyのインストールですね。
3行目は10×10の行列を任意に作っているという意味です。
4行目はヒートマップを描画するという意味です。
なので、ヒートマップを表示するときはimshowを用います。
5行目は右側にあるカラーバーを示しています。
こちらは値が高いほど黄色、値が低いほど青になることがわかると思います。
6行目はタイトル、7と8行目は軸の名前です。
そして、9行目は描画という形になります。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・ヒートマップを表示するにはplt.imshow()を使う
・カラーバーで色による値の大小を見る
・タイトルや軸名も設定できる
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