本記事ではpythonのmathモジュールを用い指数対数を扱っていきます。目次は以下の通りです。
指数関数
指数関数\(a^x\)は次のように示します。
math.pow(a,x)
\(a^x\)に\(a=2,x=3\)を代入すると以下のような形です。
import math
print(math.pow(2,3))
こうすると\(2^3\)となり,実行結果は8.0となります。
対数関数
対数関数\(\log_a x\)は次のように示します。
math.log(x,a)
ただし,\(a\)は対数の底です。注意点としては底は右側に書くことです。
\(\log_a x\)に\(a=2,x=8\)を代入すると以下のような形です。
import math
print(math.log(8,2))
こうすると\(\log_2 8\)となり,実行結果は3.0となります。
また、底が2の場合は次のようなコードが書けます。
math.log2(x)
\(\log_2 x\)に\(x=8\)を代入すると以下のような形です。
import math
print(math.log2(8))
こうすると\(\log_2 8\)となり,実行結果は3.0となります。
常用対数
常用対数とは対数の底が10であるものです。常用対数\(\log_{10} x\)は次のように示します。
math.log10(x)
\(\log_{10} x\)に\(x=100\)を代入すると以下のような形です。
import math
print(math.log10(100))
こうすると\(\log_{10} 100\)となり,実行結果は2.0となります。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・指数関数はmath.pow(a,x)でかける
・対数関数はmath.log(x,a)でかける
・常用対数はlog10(x)でかける
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