本記事では基本情報技術者試験に出題されるコストプラス価格決定法について解説しています。
目次は以下の通りです。
そもそも経営戦略とは
コストプラス価格決定法は経営戦略のうちの一つです。
経営戦略は、組織や企業が達成したい目標やビジョンに向けて、リソースの最適活用や競争優位性の構築を指向する計画や方針のことです。自社や競合他社などの様々な視点や現状を分析し、適切な経営戦略の策定と実行が必要になります。
また、経営戦略は3種類あり以下のような感じです。
・自社の立ち位置の分析し、それに基づく戦略立案
・顧客の要求に適したマーケティング戦略の計画
・上記2つの項目に基づいたビジネス戦略の構築
コストプラス価格決定法は上の3項目の中でいうと2番目の項目に該当する戦略です。
コストプラス価格決定法とは
コストプラス価格決定法とは商品の価格を決定する方法の一つであり、原価に利益をのせて価格を決定する方法です。式でかくと
価格=原価+利益
となります。
こちらはコスト志向型と呼ばれる価格決定方法なので、顧客目線よりも企業目線で決定しています。
コスト志向型とは価格を決定する際、生産にかかったコストを基準とします。また昨今の物価上昇により、原価が高くなっているので、その分価格も上がっています。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・コストプラス価格決定法とは原価に利益をのせて価格を決定する方法
・コスト志向型とは価格を決定する際生産にかかったコストを基準とする方法
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