本記事ではMatplotlibで用いられるbarの詳細について解説しています。
目次は以下の通りです。
barとは
barとは棒グラフを図示する構文で以下のようになります。
plt.bar( )
pltはmatplot.pyplotをpltに変えた形です。
実際に使ってみるとこのようになります。
import matplotlib.pyplot as plt
x=['01','02','03','04','05']
y=[74,93,60,68,40]
plt.bar(x,y)
plt.show()
こちらを実行すると、グラフが次のようになります。
今回、barの引数について説明します。
引数って2つじゃないの?
よくbarの引数はx,yだけのような気もしますが、実は次の項目も設定できます。
・色
・サイズ
・位置
なので、以上の3つを設定していきます。
色の設定
色の設定は次のようになります。
color='色の名前'
この色の名前は’red’,’blue’,’green’,’pink’,’orange’などがあります。
指定しないとデフォルトで青色になります。
サイズの設定
ここでいうサイズは棒の太さのことです。設定は次のようになります。
width='数値'
指定しないとデフォルトで0.8になります。
棒の位置
設定は次のようになります。
align='位置'
この色の名前は’center’,’edge’があります。
具体例
今回は色をオレンジ、サイズを0.4、棒の位置を中央にします。そうすると次のようになります。
import matplotlib.pyplot as plt
x=['01','02','03','04','05']
y=[74,93,60,68,40]
plt.bar(x,y,color='orange',width=0.4,align='center')
plt.show()
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・barとは棒グラフを図示する関数
・色やサイズ、棒の位置などを設定できる
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