本記事ではロジスティック回帰について説明しています。 目次は以下の通りです。
ロジスティック回帰とは?
ロジスティック回帰とは教師あり学習の分類問題の一つで、複数の説明変数から目的変数を予測する手法です。目的変数は0か1の2つの値で分類される2値分類で使われます。2値問題の例としては、「犬か猫」、「合格か不合格」などが該当します。
ロジスティック回帰で使われる関数
ロジスティック回帰で使われる関数はシグモイド関数です。シグモイド関数は2値分類で扱える関数で、式と概形は以下に示します。
$$ y=\frac{1}{1+e^{-x}} $$
上の通り、シグモイド関数は非線形関数なので、非線形回帰で用いることができる関数である。また、図から0付近と1付近の勾配が小さく、真ん中あたりで勾配が大きいことからxのほとんどのところで0に近い値か1に近い値かを出力することができます。
このことから、2値分類にも適した関数といえます。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・ロジスティック回帰とは複数の説明変数から目的変数を予測する手法
・2値分類する際に使用される回帰
・2値分類で使用される関数はシグモイド関数
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