本記事ではMatplotlibで用いられるscatterの詳細について解説しています。 目次は以下の通りです。
scatterとは
scatterとは散布図を図示する構文で以下のようになります。
plt.scatter( )
pltはmatplot.pyplotをpltに変えた形です。
実際に使ってみるとこのようになります。
import matplotlib.pyplot as plt
x=[74,93,60,68,40,99,92,45,78,48,86,97,88,50,57]
y=[56,48,54,41,45,46,100,78,47,49,89,91,58,47,48]
plt.scatter(x,y)
plt.show()
こちらを実行すると、グラフが次のようになります。
今回、scatterの引数について説明します。
引数って2つじゃないの?
よくscatterの引数はx,yだけのような気もしますが、
実は次の項目も設定できます。
・サイズ
・色
・形
なので、以上の3つを設定していきます。
色の設定
色の設定は次のようになります。
color=’色の名前’
この色の名前は’red’,’blue’,’green’,’pink’,’orange’などがあります。指定しないとデフォルトで青色になります。
サイズの設定
色の設定は次のようになります。
s=数値
形の設定
色の設定は次のようになります。
marker=’形’
このマーカの名前は’*’で☆、’.’で点,’,’で四角形などの意味があります。指定しないとデフォルトで〇になります。
具体例
今回は色をオレンジ、マーカを☆、サイズを20にします。そうすると次のようになります。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・scatterとは散布図を図示する関数
・色や形、サイズなどを設定できる
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