本記事ではNumPyを用いた配列を作り方について解説しています。
目次は以下の通りです。
構文
NumPy配列の作り方は次の通りです。
np.array('リスト(タプル)名')
ここで大切になるのは、arrayの中身はリストでもタプルでもどちらでも大丈夫であることです。
また、np.arrayで出力された型はndarrayという型になります。
ndarrayとは
ndarrayはNumPyで提供される配列オブジェクトで、同一の型を持つ要素の集合を格納します。
これは数値データを効率的に扱うための構造で、行列やテンソルなどの多次元データを操作するための強力な機能を提供します。NumPyライブラリのコア部分であり、高速で効率的な数値計算が可能です。
具体例
具体例を以下に示します。
import numpy as np
list1=[4,2,1,6]
list2=np.array(list1)
print(list2)
こちらを実行すると、[4 2 1 6]となります。
一方、arrayの中身をタプル型にした結果は次のようになります。
import numpy as np
tuple1=(4,2,1,6)
list2=np.array(tuple1)
print(list2)
こちらを実行すると、[4 2 1 6]となります。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・構文はnp.array(‘リスト(タプル)名’)
・変数の型はndarray
・ndarrayはNumPyで提供される配列オブジェクトで、同一の型を持つ要素の集合を格納
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