本記事ではAttributeErrorの対処法について解説しています。
目次は以下の通りです。
エラーについて
エラーとはプログラムの構文が正しくないときに出力されるものです。英語でいうと「文法的に違うから読めないよ」というイメージです。エラーの種類を知っておくことにより、どう対応すればいいかより明確になるので、しっかり押さえましょう。
AttributeErrorとは
AttributeErrorは、オブジェクトが指定された属性(メソッドや変数)を持っていない場合に発生するエラーです。
つまり、オブジェクトに存在しない属性にアクセスしようとしたときにこのエラーが出ます。
AttributeErrorは、クラスやオブジェクトの属性に誤りがある場合によく発生します。
エラーメッセージには、問題の属性名や場所が表示され、修正するための手がかりが提供されます。
具体例を以下のコードで説明します。
list1='りんご'
list1.append('みかん')
これを実行すると
---------------------------------------------------------------------------
AttributeError Traceback (most recent call last)
Cell In[4], line 2
1 list1='りんご'
----> 2 list1.append('みかん')
AttributeError: 'str' object has no attribute 'append'
とエラーがでます。
これはstrの型だとappendは使えないので、list1をリスト型に変換しようっていうことになります。
AttributeErrorの対処法
対処法としては正しい属性名を使用するか、属性を適切に設定する必要があります。あと、単なる誤字の可能性もあるのでそちらもチェックしましょう。
まとめ
本記事のポイントを以下にまとめます。
・AttributeErrorは、オブジェクトが指定された属性を持っていない場合に発生するエラー
・対処法として正しい属性名を使用することと適切に設定すること
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