本記事ではIndentationErrorの対処法について解説しています。
目次は以下の通りです。
エラーについて
エラーとはプログラムの構文が正しくないときに出力されるものです。英語でいうと「文法的に違うから読めないよ」というイメージです。エラーの種類を知っておくことにより、どう対応すればいいかより明確になるので、しっかり押さえましょう。
エラーの注意点
ただ、エラーの注意点としてはエラーが見つかったところで実行が止まります。なのでその先にエラーがあったとしてもそこは見過ごされますので、見つかったエラーが解消されても新たなエラーで実行できないという可能性もあります。その場合は、根気強くひとつひとつ解決するしかないです。逆に、違うエラーが出ているというのは進歩なので、エラーが出ても内容やエラーが出ている行を確認して対応しましょう。
IndentationErrorとは
IndentationErrorとはコードのインデントが適切でない場合に発生するエラーです。インデントとは行頭に空白を入れることにより字下げを行う事で、コードの塊を表現することです。なので、空白の個数をずらすと本来のコードの塊と違うように認識してエラーが出ます。
具体例を以下に記します。
for i in range(3):
print(i)
こちらを実行すると、
File "<ipython-input-2-78291925d94f>", line 2
print(i)
^
IndentationError: expected an indented block
となります。これは2行目でIndentationErrorが発生していることを表し、コロンの次の行でエラーが出ます。
IndentationErrorの対処法
対処法としては簡単なコードだとエラーの行でTabキーを一つ押せば解決する可能性が高いです。
ただ、for文やif文など複雑なコードだと行頭の空白がバラバラになるので、ifとelseは同じ空白数になるなどコードの塊を見極める必要があります。
まとめ
本記事ではpythonにおいてIndentationErrorの対処法について説明しました。
IndentationErrorは、コードのインデントが正しくない場合に発生します。IndentationErrorを解決するための対処法として、該当行のインデントを注意深く確認し、適切に修正することが必要です。インデントが一貫しているかどうかを確認し、タブとスペースを混在させないように留意することが重要です。
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