本記事ではTypeErrorの対処法について解説しています。
目次は以下の通りです。
エラーについて
エラーとはプログラムの構文が正しくないときに実行が止められ出力されるものです。英語でいうと「文法的に違うから読めないよ」というイメージです。
エラーの種類を知っておくことにより、どう対応すればいいかより明確になるので、しっかり押さえましょう。
エラーの注意点
ただ、エラーの注意点としてはエラーが見つかったところで実行が止まります。なのでその先にエラーがあったとしてもそこは見過ごされますので、見つかったエラーが解消されても新たなエラーで実行できないという可能性もあります。
その場合は、根気強くひとつひとつ解決するしかないです。逆に、違うエラーが出ているというのは進歩なので、エラーが出ても内容やエラーが出ている行を確認して対応しましょう。
TypeErrorとは
TypeErrorは、データの型が違うものたちが混在して演算や関数が使用された際に発生するエラーです。
具体例を以下に記します。
a=3
b='type'
print(a+b)
こちらを実行すると、
TypeError Traceback (most recent call last)
<ipython-input-7-f87858736790> in <module>
1 a=3
2 b='type'
----> 3 print(a+b)
TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'int' and 'str'
となります。これは3行目でTypeErrorが発生しているということを表し、aとbの変数の型が違うから生じたエラーです。
TypeErrorの対処法
型が違うところを探し再度実行していく方法が最適です。
今回の例の場合だとaがint型、bがstr型なので、aをstr型にするか、bをint型にすればエラーはなくなります。
まとめ
本記事ではPythonのエラーの一つである、TypeErrorについて説明しました。TypeErrorは、異なるデータ型が混在して演算や関数が使用された際に発生するエラーです。このエラーに対処するためには、問題のある行の演算を確認し、データ型の整合性を確保することが必要です。
コメント