【Python】関数の基本

python

本記事ではpythonの関数の基本について書いてあります。
目次は以下の通りです。

関数とは?

中学高校時代に1次関数y=ax+bや2次関数y=ax²を行ったと思います。これらが俗に関数と言われるもので、「xに何かを入れればyが1つに決まるルール(箱)」のようなものです。pythonなどのプログラミング言語も本質には一緒です。メリットとしてはコードが読みやすい(コードの可読性ともいうんですけど)という点です。

引数と返り値について

関数の用語として引数と返り値というものがあるので、それぞれ解説していきます。

引数とは?

引数は関数に入れる値です。y=ax+bにおけるxの部分です。数学上ではxの値は一つですが、python上では何個でも入れられます。
また、引数の型は数値、文字列、リストなどわりと何でもよいです。
ただ、一回定義した引数の個数や型は変更できません。

返り値とは?

返り値とは関数から出てくる値のことです。y=ax+bにおけるyの部分です。
こちらも数学上ではyの値は一つですが、python上では何個でも入れられ、返り値の型は数値、文字列、リストなどわりと何でもよいです。
ただ、一回定義した引数の個数や型は変更できません。

関数の定義

関数を定義するには以下の構文を用います。

def '関数名'(引数1,引数2,...):
	return 返り値1,返り値2,...

そして関数を使用するときは

'関数名'(引数1,引数2,...)

となります。
では、具体例を示していきましょう。

具体例

1.まずは普通に1次関数のコードを作りましょう。
以下のような関数が定義できます。

def func1(x):
    return 2*x+4

ここのxに3を入れて出力するプログラムを書くと以下のようになります。

print(func1(3))

実行結果は10となります。

2.つづいて2つの引数を入れたコードを作りましょう。
以下のような関数が定義できます。

def func2(x,y):
    return 2*x+y-4

ここのxに3,yに2を入れて出力するプログラムを書くと以下のようになります。

print(func2(3,2))

実行結果は4となります。

3.最後に返り値が2つある場合の関数を作成しましょう。

def func3(x,y):
    return 2*x+y-4,x*y

ここのxに2,yに3を入れて出力するプログラムを書くと以下のようになります。

print(func3(2,3))

実行結果は(3,6)となります。
ここで、注意なのは出力結果がタプル型になっていることです。タプルに関しては後日記事を出します。
なので、3だけあるいは6だけを出力したいときは以下のようにしないといけないです。

print(func3(2,3)[0])
print(func3(2,3)[1])

こうすることで、1行目の出力結果は3となり、2行目の出力結果は6となります。

まとめ

本記事はpythonを用いた関数の基本について書きました。pythonの関数は数学の関数と大体同じであり、引数を受け取りそれに基づいて処理を行った後、結果として返り値を返す機能を持っています。

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